
『他院のベンチマーク・当院の診療単価・通院回数は多いのか少ないのか、人件費率は高いのか低いのか教えてほしい』とD院長からご相談を頂きました。
数年後に目指す自院の姿を明確にすることが、ベンチマークの役割だと、私たちは考えます。
貴院の、他院に対する収入規模のポジション、診療実績や人員構成のベンチマークなどを通して、数年後にどのような診療所を目指すのか、指標を整理していきます。
顧問契約の中で先生と一緒に検証し、貴院が目指すべき指標を明確にします。
よくあるご質問
お悩み
当院の収入規模は、平均値と比較してどうなのか。全体の中のポジションを知りたい。
お悩み
同程度の規模の診療所と比較して、利益率・材料費率・人件費率などの事業損益、診療単価や通院回数などの診療実績、人員構成について、比較できるベンチマークが欲しい。
お悩み
同程度の診療所と比較して、職員数は足りているのか、あるいは不足しているのか。職種別の分析をしてほしい。
お悩み
黒字診療所と赤字診療所では、何が違うのか。アドバイスが欲しい。
私たちの考え方

貴院のわからないを解決
例えばスタッフを1人増やすためには、今のスタッフのパフォーマンスは適切なのか、人件費率は他院と比べて余裕があるのかなど、判断材料が欲しくなるものです。

豊富なデータで比較分析
私たちは数多くの診療所のお客様を訪問し、同様のご相談を頂いており、事業損益・診療実績・人員構成のベンチマークデータとの比較分析を報告しています。

未来への指標
他院のデータを参考にしつつ、これから数年後にどのような診療所を目指していくのか、その姿・指標を明確にすることが、ベンチマークの最大の役割だと考えます。ベンチマーク分析にて問題点を明確にしたのち、診療科ごとのコンサルティングサービスも別途実施しております。
ケーススタディ

課題
自院の収益規模がどのような立ち位置であるか分からず、進むべきなのか維持すべきなのか判断できなかった。
患者数もスタッフ規模も大きな診療所を見聞きしてはいるが、何が違うのかわからなかった。

改善策
収益規模でどのようなポジションにあるのか、同じ診療科でも収益を上げている診療所は何が要因となっているかをベンチマークした。
診療実績や人員構成について、同じ診療科の平均指標と工夫事例をベンチマークした。

結果
ベンチマーク指標を参考にしつつ、当院が目指すべき指標を設定した。
スタッフとも一部の指標を共有し、院内改善のアクションプランを 実施し、コンサルタントと共にモニタリングを継続している。
診療所別損益計算書作成プロセス

STEP
事業損益ベンチマーク
損益計算書(収入規模・材料費率・人件費率・利益率 等)のベンチマークを行い、目指すべき指標を検討します。

STEP
診療実績ベンチマーク
診療実績(保険診療点数・患者数・来院回数など)のベンチマークを行い、目指すべき指標を検討します。

STEP
人員構成ベンチマーク
人員構成(職種・人数・給与)のベンチマークを行い、目指すべき指標を検討します。

STEP
アクションプランの立案
現在の実績と目指すべき指標との差異を明確にし、どのように埋めていくか、アクションプランを検討します。

STEP
継続モニタリング
会計顧問として継続フォローを行います。
事業の成長・展開・承継の時間軸の中で、事業損益・診療実績・人員構成をモニタリングします。