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税理士の経営・財産・相続トピックス「人生100年の事実と真実」

波紋を呼んだ金融庁の報告

人生100年時代を見据えた資産形成について、夫婦で2000万円の蓄えが必要と金融庁が報告し、大騒ぎになりました。

私は人生100年と聞くと「100年生きるのは大変そうだなあ」と素直に思ってしまいました。

100年生きるのに年金だけで大丈夫かと聞かれたら、金融庁の報告が無くてもそれは難しいでしょうと直感的に答えたくなります。

現役世代から徐々に人口が減少しつづけている最中、年金保険料を払い込む期間と受け取る期間が同じくらいになっていくと、月額数万円の払い込みに対して、受け取る年金が何倍にもなって戻ることは現実的ではありません。人口が減少して経済の拡大が困難になる中で、国の運用が高利回りになることは期待出来ません。

 

大きくて豪華な自宅は資産になる?

定年が60歳から65歳へ、さらに70歳まで延長か、といった議論が繰り広げられています。

働ける期間が長くなった方が生活力のサポートになることは間違いありません。資産を持つことも勿論有効です。

資産の定義にはいろいろありますが、「収益を生み、価値が増加するものは資産」「収益を生まず、価値が下がるものは負債」という定義がわかりやすいです。大きくて豪華なご自宅は嬉しさは爆発的です、一方、資産としては?かもしれません。

 

周囲から求められているかどうか

どの立場でも、どのような経済状況でも共通して言えることは、長く元気に働けることは、どの人にとっても良いことでしょう。

定年後も元気に働き続けるためには、周囲から定年後も一緒に働きたいと思ってもらえる事が重要ですね。「自分が」ではなく、「周囲から」いつまでも一緒に働きたいと思ってもらえているか?

事実は人生100年、さて自分の真実の人生は何年になるでしょうか。

 

2019年7月1日
日本経営ウイル税理士法人
代表社員税理士 丹羽修二

 

本稿は掲載時点の情報に基づき、一般的なコメントを述べたものです。実際の税務・経営の判断は個別具体的に検討する必要がありますので、税理士など専門家にご相談の上ご判断ください。本稿をもとに意思決定され、直接又は間接に損害を蒙られたとしても、一切の責任は負いかねます。

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