税理士の経営・財産・相続トピックスVol.023「SEはどんな仕事?」
弊社にもシステム関係を担当してくれているスタッフがおり、システムに完全に弱い私には大変助かっています。
あるとき、「○○さんは何の技術者になるの? プログラマーとか、SEとか、…」と聞きました。
少し考えて、「SEです」。と答えてくれました。
なるほど、そうかSEか。と私が分かったような、分からないような顔をしていると、
「でも、SEはSEでも、最近はシステムエンジニアではなく、ソリューションエンジニアというのが流行です」と付け加えてくれました。
そうか時代は進化しているんだな、と話したのが印象的でした。
システムが進化して、よく「このシステムを入れるとこんな機能があります」「このようなことも出来ます」「手間が省けます」…と、いろいろな提案を受けることがあります。
しかし、システムや仕組みを入れると、それだけでバラ色の効果が待っています、ということではありませんね。
目的、やろうとしていることは何なのか、ということが必要になります。
新しいことで効果、結果を出すには、どんなシステムであっても、気持ちのエネルギーと時間の手間をかける必要があります。
目的が明確になっていないと手間がかかるだけで、苦しくなります。目的が明確になっていると前向きに手間をかけることが出来ます。
ITも、今は、ICT、と“C”が入るようになりました。
どの分野でも、技術が進む時代には、その技術の導入には目的と意味が必要です。
会計や税務においても目的や意味を忘れないようにしたいと思います。
(2015年8月1日 税理士法人日本経営 代表社員税理士 丹羽修二)
本稿は一般的な内容を分かりやすく解説したものです。実際の税務・経営の判断は個別具体的に検討する必要がありますので、税理士など専門家にご相談の上ご判断ください。本稿をもとに意思決定され、直接又は間接に損害を蒙られたとしても、一切の責任は負いかねます。
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