税理士の経営・財産・相続トピックスVol.047「広告は何処に?」
電話帳を見なくなったのがいつのことか思い出せないくらい、歳月が経ちました。携帯の無い時代は、電話帳やタウンページなるものが事務所には必需品でした。今では、若い方々は電話帳を見たことがないでしょう。
新しい住宅地は景観がすっきりしています。よく考えると電柱がありません。電線が地中に埋め込みなっている住宅地が増えてきたのでしょう。電車の沿線では昔ながらの味のある風景から、再開発が進んだすっきりとした景観に変わりつつあります。
私は電車通勤していますが、車内はスマホを見ている人が殆どのように思えます。老若男女を問わずスマホだらけですね。電車、カフェ、自宅、1人のとき、いつでもどこでもスマホという感じです。
街の景観も変わり、人の景観も変わり、スマホだらけは私には少し寂しいですが、そう言っている私もスマホをよく見ているのが事実です。スマホの中には広告が山ほどあるのは当然なのですが、物ではないので見られなければ存在しないのと一緒というのが難しいところです。
ゼロから1を創る創業期、1を100にする成長期、100を継続させる安定期、広告費はそれぞれのステージで変化させる代表的な経費です。
Web、SNS、その内容も、ステージの変化を先取りして、物はないけど存在感のあるものにして行きましょう。
2017年8月1日
税理士法人 日本経営
代表社員税理士 丹羽修二
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