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税理士の経営・財産・相続トピックスVol.097「猫は液体である」

猫は液体である

日本経営ウイル税理士法人
代表社員税理士 丹羽修二

ノーベル賞のシーズンになると、誰が候補になるかとざわざわドキドキしてきます。

大学、研究機関、そして企業の研究者・開発者の方々にとっては大変で物凄いことなのだろうなとニュースを見ながらいつも楽しみにしています。
さらに日本人の先生方が受賞されると「おー」と思いながら感動しています。

秋には「イグノーベル賞」もあります。
ご存知の方も多いと思います。
これがかなり楽しい賞で毎年楽しみにしています。
なんと日本人の方が15年連続して受賞されています。

このイグノーベル賞、「人々の笑い」がポイントです。
「笑い」も評価される賞、ノーベル賞のパロディー版で日本人が15年連続して受賞というのはなかなか嬉しいことです。
真面目で硬い日本人がイグノーベル賞を15年連続受賞は元気が出ます。
そして、イグノーベル賞は賞金はなし、授賞式への交通費もなし、それでも受賞し続ける日本人に嬉しさを感じます。

同様に英国もまた、継続して受賞しています。
日本には「変わった人」をわりと大事にする文化があるとか?英国にもある?
そうかどうかわかりませんが、ノーベル賞にもイグノーベル賞にも両方に日本人の名前が出るのは面白いところです。

イグノーベル賞には経済学賞もあり、なんと日本人が1997年に「たまごっち」で企業所属の方が受賞されています。
なかなか興味深い研究があるものです。
2017年にはイグノーベル物理学賞で「猫は固体かつ液体の両方になれるのか?(Cana Cat Be Both a Solid and a Liquid?)」が受賞。
猫は液体? 日本人ではないですがなかなか面白い研究です。

さて、会計・税務・財務で、日本からイグノーベル経済学賞にノミネートされるぐらいの発想が出るか、柔軟な発想が必要でしょうね。
我々も専門的な考え方を高めるとともに柔軟な発想でお客様のお役に立てるように取り組んでまいります。

「猫 液体 イグノーベル賞」で検索するとリラックスになります(と思います)。


長きに渡り文章を書く機会をいただきました。
お読みいただいた皆様、誠にありがとうございます。本当に感謝申し上げます。
今回で筆をおかせて頂きます。

誠に有難うございました。

2021年10月1日

日本経営ウイル税理士法人
代表社員税理士 丹羽修二

本稿は掲載時点の情報に基づき、一般的なコメントを述べたものです。実際の税務・経営の判断は個別具体的に検討する必要がありますので、税理士など専門家にご相談の上ご判断ください。本稿をもとに意思決定され、直接又は間接に損害を蒙られたとしても、一切の責任は負いかねます。

  • 事業形態 事業・国際税務
  • 種別 トピックス

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