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税理士の経営・財産・相続トピックスVol.043「フレッシュマン」

4月は入学、入社、新1年生、新入社員、フレッシュな言葉が沢山聞こえて来ますので嬉しい限りです。テレビでも、SNSでも、入学や新入社員のニュースが溢れている社会はいいものです。そうではない国や、そうでない企業、そうでない学校があるのも事実です。

私も30年前に入社させて頂き、今では考えもつきませんが、その時はきっとフレッシュであったと願ってます。

さて、最近は働く時間のことが、特にクローズアップされます。残業時間は月45時間が基本路線になりそうですね。きっと将来は残業が無い時代が来るのでしょう。仕事と家庭のバランス、仕事とプライベートのバランス、それをコントロールすることが、雇用者にも、個人にも能力として求められることになります。プライベートや家庭の時間をバランス取れることは素晴らしいことです。また、あるべき姿です。それに適合する企業の姿が明らかに求められます。

一方、仕事の能力を高めるために、時間を投下して能力高める、経験を積んで判断力を高めるということが、出来無くなりました。時間を投下しなくても能力を高める、経験を積まなくても判断が適切に出来る、時間をかけなくても人間性を高めることが出来る、このような状態が、企業そして個人にも求められることになります。果たして今の日本において、企業と個人はそれに耐えうることが出来るだろうか。それに代替するのがAIになるだろうか。

想像もしないようなチャレンジが待ち受けている気がしてなりません。いつの時代になっても4月に元気なフレッシュマン新入社員を迎えたいと思います。

(2017年4月1日 税理士法人日本経営 代表社員税理士 丹羽修二)

本稿は一般的な内容を分かりやすく解説したものです。実際の税務・経営の判断は個別具体的に検討する必要がありますので、税理士など専門家にご相談の上ご判断ください。本稿をもとに意思決定され、直接又は間接に損害を蒙られたとしても、一切の責任は負いかねます。

  • 事業形態 事業・国際税務
    医療・介護
    相続・オーナー
  • 種別 トピックス

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